大信歯科ブログ

2019.09.21更新

シニアはメタボよりフレイル対策!?

まず、フレイルとは?

体力や気力の余力が減り、心や体、社会的な機能が低下した状態のことです。

長時間放っておくと要介護状態になる危険性が高くなります。

 

該当するものにチェック!

□この半年くらいの間に体重が減った

□疲れやすく何をするのも面倒だ

□横断歩道を青信号の間に渡れなくなった

□ペットボトルのふたを開けるのが大変だ

□趣味の集まりに出かけなくなった

□食欲がない

□1日の食事回数は1~2回のことが多い

 

年をとると、自分では気づかぬうちに栄養不足になっている方が見受けられます。中年期にはメタボに注意しますが、高齢期には低栄養やフレイルにも気をつける必要があります。

どんなことに気をつければ予防できるのか見ていきましょう。

 

中年期と高齢期の違い

leaf中年期

目標→メタボの予防(肥満・高血圧・糖尿病・脂質異常症)

食事→エネルギーの摂りすぎ注意

お口→虫歯や歯周病の治療・定期的な歯科検診

 

leaf高齢期

目標→フレイルの予防

食事→エネルギーとたんぱく質の不足に注意

お口→口腔機能低下の予防

 

《フレイル予防3カ条》

1 体重減少に要注意

2 しっかり噛める、お口をつくる

3 1日3回、3つの皿をそろえて食べる

(配食サービスの活用、10の食品)

誤嚥性肺炎に注意

お口の中が不潔になり、細菌やウイルスが増えて唾液ともに肺に入ったり、食べ物が誤って肺に入ることで起きる肺炎のこと。

繰り返すと体力が低下し、生命が危険な状態になります。

お口の中を常に清潔にして、お口の働きを高める訓練をすることで誤嚥性肺炎は予防できます。

 次回お口のはたらきアップ体操をご紹介しますflower2

 

投稿者: 大信歯科診療所

2019.09.18更新

Q フッ素塗布が歯にいいと聞きました。いつから始めればいいですか?

A 歯が生えた後、唾液中に含まれるカルシウムが歯に付きさらに硬くなります。だから生えて間もない時期の歯は、まだ十分に硬くなっていないため虫歯になりやすいのです。

フッ化物は、歯を硬くする作用があり、乳歯・永久歯に関わらず生えた直後に塗るのが最も効果的です。

まずは下の前歯が生えてきたころから定期的に歯科へ通い、上下の前歯が生えてきたらフッ素塗布を行ってみて下さい。

また、うがいができない年齢でもフッ素塗布をすることは可能です。ただし、フッ素は虫歯予防の万能薬ではありません。塗ったからといって安心せず歯磨きの習慣やきちんとした食生活をすることです。

 

Q 歯が生えてくるのが他の子より遅いようです。何か異常があるのでしょうか?

A 乳歯は、遅い場合は1歳を過ぎてからようやく生えてくることもあり、生える時期には個人差があります。歯が生えてくる前には、生える場所が大きく膨らみ、指で軽く触れると歯のある部分が白くなり触れることができます。1歳になってまだ生えていなくても、歯ぐきが他の部分と比べ膨らんでいれば、歯がある証拠なので心配はありません。

どうしても心配であれば、歯科を受診しましょう。

 

Q おしゃぶりはいつごろまで使ってもいいのでしょうか?

 

A おしゃぶりはないている赤ちゃんを鎮めるのに便利なアイテムであり、育児で大変なお母さんにはお助けグッズでもありますね。

『吸う』ことが自然な乳児期には、口の機能や形態に問題は生じません。

でも、離乳が完了して口の働きが『吸う』ことから『噛む』ことへと移行してくると、おしゃぶりもそろそろ卒業の時期を迎えます。

2歳を過ぎて奥歯のかみ合わせができた後もおしゃぶりの使用が続くと、歯並び・かみ合わせに影響が出やすくなり、また唇の閉じ方や下の使い方にも問題が生じやすくなります。乳歯の奥歯が生えてくる1歳半頃からやめる準備を始めて、2歳過ぎまでにはやめられるといいですね。

 

投稿者: 大信歯科診療所

2019.09.02更新

まずは、、、赤ちゃんの歯が生えてくる前に!rabbit

家族みんなで歯磨きをしっかりしましょう。

そして、歯科医院に行って、家族全員の虫歯を無くしておきましょうnico

 

flower赤ちゃんの前歯が生えはじめたら

「すぐに歯磨きを」とあせらずに、まずは歯磨きの準備をはじめます。

機嫌のいい時にひざに寝かせて遊びながらお口の周りに優しく触れ、お口の中をのぞいたり歯を見せてもらいましょう。慣れてきたらガーゼや市販にもある歯磨きナップなどでお掃除しましょう。

いきなり歯ブラシを使うと歯磨きが嫌いになってしまうこともあるので、まずは優しくふき取る程度で大丈夫です。

慣れてきたら柔らかい歯ブラシで1~2回歯に触れる練習をしましょう。

嫌がればすぐに止め、できるだけ泣かせないよう工夫しましょう。

 

歯科の適用年齢は3歳8ヶ月となっています。

しかしこれは一人で泣かずに座れて治療ができる年齢です。

2~3歳頃から歯科医院で定期健診を受け、まずはお母さんと座ったり、お口をゆすいだり、寝転んだりと、徐々に歯科に慣れる練習をしましょう。

当医院では、お子様のペースに合わせて進めていきます。

 

良い笑顔を一緒に作っていきましょうgya

投稿者: 大信歯科診療所