糖質依存とは?
糖質依存とは、甘いものや炭水化物を必要以上に欲してしまう状態のことです。
糖質を摂ると一時的に幸せホルモン(セロトニンやドーパミン)が分泌されるため、ストレス解消や気分転換の手段になりやすい反面、
「やめたいのにやめられない」状態に陥ることがあります。
糖尿病のリスクを高める「血糖値スパイク」に要注意!!
健康な人は血糖値の上昇が穏やかでスムーズに平常値へ戻りますが、糖質依存の人の場合、ジェットコースターのように急降下します。
そうした血糖値の急激な上がり下がりの結果、血管がボロボロになり、次第に動脈硬化が進行し、心筋梗塞や脳梗塞を発症するリスクも高まります。
( 糖質依存度チェックリスト)
次の項目にどれくらい当てはまるか、チェックしてみましょう。
1. 甘いお菓子やパン、麺類、ご飯などが無性に食べたくなることが多い
2. 甘いものを食べると気分が落ち着いたり、元気になったりする
3. お腹が空いていなくても、つい間食してしまう
4. 甘いものを控えると、イライラしたり落ち着かなくなる
5. 食後にデザートがないと物足りなく感じる
6. 夜遅くでも、甘いものや炭水化物を食べてしまうことがある
7. 食べ過ぎたあとに「やめればよかった」と後悔することが多い
(判定の目安)
* **0~2個**:糖質依存の傾向は少なめ
* **3~4個**:糖質依存の注意レベル
* **5個以上**:糖質依存の可能性が高い
(対策のヒント)
* 主食やおやつを一気に減らさず、少しずつ置き換える(ナッツ・チーズ・ゆで卵など)
* 水分をしっかり摂る
* 睡眠不足やストレスも糖質欲求を高めるため、生活習慣を整える